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お知らせ
2007年度飼料用米栽培利用推進研修会
2008年01月31日(木)
宮崎県や宮崎県水田営農対策協議会などは17日、宮崎市で「2007年度飼料用米栽培利用推進研修会」を開いた。配合飼料価格上昇の対応策として注目されている飼料用米の大幅な作付け拡大を目指し、耕畜連携により一体的に取り組む重要性を確認した。
 生産者やJA・行政などの関係者など約230人が参加。トウモロコシや大豆価格が高騰し、配合飼料価格は2006年10月と比べ35%上昇。年間180万トンの配合飼料を利用する宮崎県の畜産に大きな打撃を与えている。
 (独)農業・食品産業技術総合研究機構畜産草地研究所飼料調整給与研究チームの吉田宣夫上席研究員が、我が国の飼料米の研究動向と課題について説明。課題として、稲作側については畜産側との連携づくりや安定供給と高品質化、畜産側として購入粗飼料からの脱却や給与の方法になれる、ことなどを挙げた。
 東京農業大学農学部畜産マネジメント研究室の信岡誠治准教授が、国内における飼料米の普及の可能性について説明。「やる気と農家の意識改革が普及の鍵。生産コストはできる限り低くなければ使えない」と指摘した。
 県営農支援課が、県内での飼料米栽培試験結果と普及に向けた課題について、県農産園芸課と畜産課が、米政策における飼料用米の位置づけと今後の推進の考え方について説明した。


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